2024/11/10 エイジチャンピオンシップ@宮崎(秋山さん)
エイジチャンピオンシップに出場した秋山さんからレースレポートが届きました!
レポートの前に補足しますと、この大会はだれでも出場できるわけではなく、対象となる大会もしくは年間のポイントランキングで上位に入らなければ参加できない特別な大会です。
町田市トライアスロン連合からは、今年は2名が参加しました。
女子30-34で参加した秋山さんのレポートをお楽しみください。
※レポート中にもあるように、秋山さんは獲得ポイントでエイジNCS(スタンダードランキング)の1位がすでに確定している、すごい実力の持ち主です。
======レポートはここから====
日本エイジグループナショナルチャンピオンシップに参戦した。スタンダードディスタンスを主戦場にする私にとっては今シーズンラストレースとなる。
参加権利獲得レース
23年度
・東扇島トライアスロン
24年度
・NISSAN CUP
・海の森トライアスロン
・Mt.富士トライアスロン
権利獲得対象レースが9月開催ぐらいまでのため、一部前年のレースが今年度の対象レースになる。
私は昨年のレースで権利を獲得していたため、昨年のチャンピオンシップ時に、また出る、と決めていた。
今年度獲得ポイント
4000pt
NISSAN CUP、海の森トライアスロン、Mt.富士トライアスロン、東扇島トライアスロン、千葉シティトライアスロンでエイジ1位を獲得していたため、1位1000pt ×上限4レース=4000ptとなっていた。
本レースの目標
通常はこのレースで年間エイジチャンピオンが決まるため、是が非でも結果を出さなければならないレースになる。
しかし、エイジランキング2位の選手が2685pt、このレースの1位は1100ptなので、誰に負けても誰が勝っても私のポイントには追いつけない。
そうなるとこのレースの目標は何か。エントリー当初は負けずにこのシーズンを終わらせることでは、考えていた。だが、スタートリストが出て、それが現実的ではないことに気がつく。
もう今シーズンラストレースとして楽しむしかない。
結果
エイジ3位
トータルタイム 2:28:02
昨年よりも速いため悪くはないが、もう少し何か出来たのではないか、と考えてしまう結果だった。
スイム(21:23)
昨年も出場したので知ってはいたが、ここのスイムは波が高い。普通のレースであれば、スイムなし、もしくは、スイム半分になるのではないだろうか。自分が泳いでいるのか、サーフィンをしているのかわからないぐらいの波の中、タイミングが合えば見えるブイを目指して泳ぐ。
波が高いので、どのコースを取るのかは各選手の戦略となる。私は流されることを前提に波に向かって行くように泳いだ。それが良かったようだ。スイムはいつも通りのタイムで上がることができた。
一つ、今回のレースで気がついたらことがある。スイムは2周回なので、1周回後にビーチに上がってブイを走って回るのだが、そのランが遅い。とにかく遅くて抜かれている。どうすればいいのか。これは来年まで考えよう。
バイク(1:18:57 T1込み)
フラットの高速道路を行ったり来たりのほぼ直線。そうなるとみんな速い。
バイクが極端に苦手な私としてはこれ以上ない出来だったのだが、周りに差をつけられすぎた。だが、昨年よりかなり速くなった。諦めずに踏み続けられるようになったこと、DHバーを取り付けた効果は大きいようだ。まだまだ伸び代がある、来年は更なるスピードアップを目指す。
ラン(44:48)
ほぼフラットの2.5キロを4周回のコース。とはいえ、海の真横のため、路上に砂がありアスファルトのようには走れない。
普段はここで周りに追いつき、順位を上げるのだが、どうにもスピードが出ない。
もともと、ランには不安があった。6月の肉離れを拗らせた影響で、走っても痛くない状態が安定したのは先週。スピード練習も走り込みもできていない。
が、脚が痛いわけでもない、なにかスイッチが入らないという感覚。途中、力が抜けていくような感覚に襲われた時間もあったが、とにかくこの場を楽しめばいいと考えて、乗り切った。最後1キロでようやく普段通りに動くことになり、ゴールのブルーカーペットに飛び込む。
全体振り返り
もし、このレースで年間ランキングの順位に変動があったら、相手を意識したレースになったかもしれない。そうであれば、展開も変わっていただろう。だが、相手を気にしなくて良い状況だからこそ、自分の弱点を見つけやすかったように思う。
そして、このレースは他のレースよりもハイレベルで、みんな照準を合わせてきたように感じた。これは来シーズンに向けてかなり良い刺激になった。来シーズンまでに、弱点と向き合い、練習を積み重ねよう。そして、来シーズンのこのレースは上位争いがしたい。