2024年5月12日バイク練習会レポート（道志みち）

日曜日にバイク練習がありましたが、横浜トライアスロンに参加しているメンバーも多く、練習会参加者は主催メンバー1名でした。レポートを書いてもらったので掲載させていただきます。
（執筆並びに豊富な写真提供頂き、高浦さんありがとうございました）

↓↓　レポートはここから

今日は横浜トライアスロン。人気大会なので、町トラの参加者や応援も多い。ということでバイク練習会は予想通り？高浦一人。一人で気楽なので、こういう時でないと行けない長いコースをのんびり走るライドに方針決定。せっかくなので、普段は紹介できない道志みち情報もいくつか。

道志みちへの練習会では、往路は津久井湖経由コース（信号が多いが平坦）、復路は相模川沿いのコース（少し坂があるが長めにDHポジションで走れる）が最近の定番。でも今回は往復ともに、普段は通らない三増（みませ）峠越えコース（平坦はなく登りと下りばかり）にしてみた。登り切ったところには必ずトンネルというコースになっている。

町田を出発して、北里大学や相模原公園の付近を通って、昭和橋へ。渡り切った「依知神社前」交差点で、相模川沿いのコースに入らずに直進。すぐの交差点を右折して、工業団地を抜けて、県道65号（厚木・愛川・津久井線）に入る。長いだらだらの登りが続き、最後だけ少し急登で三増トンネルに到着。三増峠は戦国時代の古戦場らしい。

下って、西中野の交差点の付近で、相模川沿いのコースに合流。串川橋から長竹三叉路、関の交差点を過ぎて、青山の交差点から道志みち（国道413号線）が始まる。
しばらく登って、セブンイレブンで休憩。５月連休には満員でアイスが売り切れていたが、今日は涼しく空いている。

そこから最初の坂を上り切ると平丸トンネル。その手前は道志みちで最大斜度の10％の表示が出ている。このトンネル付近は、2019年の大雨で通行止めになって、オリンピックのロードレース開催が危ぶまれたけど、突貫工事でトンネルなどを作り直して間に合わせたのが思い出される。

そこから下ると両国橋。神奈川県（相模）と山梨県（甲斐）の県境で、ここから道志村に入る。道志村は東西が七里（28km）あり、村史の題名も「道志七里」。（山梨県下では、最初の市町村史で、民俗学者の柳田國男が序文を寄せている）その登り始めの道路脇には「七里太鼓の里」という太鼓の像と、「道志七里の塚起点」の木塚が立っている。オリンピックを記念した新しい道標も立っているが、古い木塚の方が味わい深い。ここからは、七里塚を見ながら走る。

まず登り切ったところの大渡（おわた）には一里塚があるはずだが、探しても見当たらず。地元の方に尋ねたら、道路工事中なので移動したかも、とのことだった。いったん下って登ったところが笹久根トンネル。

二里塚と四里塚は、ともに立派な休憩所の中にあったが、後の三里塚、五里塚、六里塚は結局見つからなかった。以前は見た記憶があるが、古い木塚なので修理中なのかもしれない。

昼頃には道の駅どうしに無事到着して２度目の休憩。個人的恒例の白桃ソフトとアップルパイをいただく。

道の駅から山伏峠までは8.5km。ほぼ中間の長又からが急登。道沿いに「山伏」の看板（山伏キャンプ場の入口）が見えて、ゴールが近づいたかと思うが油断は禁物。

そこからが最後のオイシイところで、急登がまだ3kmある。両国橋と同じ七里太鼓を過ぎたら、ようやくゴールの山伏トンネル。道の駅からのタイムを自分はベンチマークに使っていて、自己ベストは35分だが、今回は47分。故障しながらも、ここまで来れただけで上出来と思っておこう。（ちなみにStravaメンバーのベスト記録は19分！）

峠から山中湖へ一気に下る。今日は曇り空なので、富士山は期待していなかったが、ちょうど真ん前にドーンと綺麗な富士山が見えて、超感激。２年振りに来た湖畔で写真撮影。セブンイレブンで休憩。

帰路はまず山伏峠への登り返し。トンネルの入り口に立っている「山伏」の看板はスプレーカンで書いて針金で留めてある。
道志村では水源の森の山伏峠は最大の観光資源だけど、反対の山中湖村では扱いが全然違う。

往路のトンネルをそれぞれ越えて、何とか明るいうちに帰宅。

自分としては道志みちライドが今回で50回目。145kmで獲得標高2,940mでした。

レポートはここまでです。
町田市周辺のロードバイク乗りなら一度は挑戦しようと思う道志みちだと思いますが、なかなか挑戦には勇気がいりますね。
筆者もダイエットが成功したら挑戦しようと思います（ソフトクリームとアップルパイがおいしそうですね）

町田市トライアスロン連合では定期的に3種目の練習会を開催してます。
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